all ok
Moeka Giga
2023 10 25 wed release
ぎがもえかの1st アルバム " all ok " 。
今作は、ぎがもえか自らがメンバー、ディレクター、エンジニアを集めた、セルフプロデュースによる制作となる。
ディレクターには、サニーデイ・サービス、曽我部恵一、ハチマライザー、テツコなどを手掛ける渡邊文武を迎え、
自身と夫の大山りょうとの音楽レーベル『八百万』と、渡邊がDIW内に新たに立ち上げたレーベル『部室』がタッグを組み、
"今までのぎがもえかの軸をしっかりと残しつつ、演奏メンバーにより新たな風を大きく吹き込む"ことを実現させた作品となった。
レコーディングエンジニアには名匠・中村宗一郎(PEACE MUSIC)を迎えた。
レコーディングメンバーは、
普段のライブ出演でサポートを勤める大内岳(ドラム/Glimpse Group etc)、木谷直人(ベース/Auks)、大山りょう(キーボード)に加え、
本人がリスペクトをする岩出拓十郎(ギター/本日休演)を迎えたり、名古屋を中心に活動するいしはまゆうに1曲アレンジを依頼するなど
ぎがもえかの音楽に新たなサウンドが広がる機会となった。
バンドサウンドに限らず、弾き語り、ベースとの二人編成、鍵盤との二人編成の楽曲も織り込み、
お年寄り、若い人、日ごろ音楽を聴く量、あらゆる点から隔たれず、誰もが楽しめる音楽を、
というぎがの思いが込められた一枚となった。
ぎがもえか 1st AL
『all ok』
全10曲収録 / CD
2023年10月25日(水)発売 / disk union, YAOYOROZU, 部室
税込価格 ¥2,500 / BSI-001
01. pray to
02. 破る
03. 海にいる
04. 彼に寄り添って
05. 満月の時は
06. 横に縦に
07. 温いブランコ
08. 春が欲しい
09. 陽にあたる
10. 舟を漕ぐ feat.いしはまゆう
ディレクター 渡邊文武(PTA/部室)
レコーディング・エンジニア 中村宗一郎 (PEACE MUSIC)
参加ミュージシャン
dr .. 大内岳
ba .. 木谷直人
key .. 大山りょう
ゲストミュージシャン
f l, per .. 佐々木雄大 / 04,06
gt .. 岩出拓十郎 / 05
cho .. 奥中康一郎 / 06
cho .. 井上杜和 / 04
arrange, vo, gt .. いしはまゆう / 10
撮影 小財美香子
フィジカルデザイン 村山絢野
ティザー映像
撮影 仲原達彦
" 海にいる" Music Video
監督 小池茅 / 撮影 新藤早代 / 特別出演 曽我部恵一 (サニーデイ・サービス)
各ご予約店舗における特典情報
disk union
手のひらに収まるサイズのキーホルダー。
表には小財美香子さん撮影の写真を、裏にはぎがもえかが描き下ろしたロゴがプリントされています。
※disk union 特典以外での販売はございません。
ご予約ページ : https://diskunion.net/portal/ct/detail/1008718796
TOWER RECORDS
ぎがもえかが 執筆・発行したセルフライナーノーツ。
ここにしか記載していない、制作の話や曲ごとのエピソードを、挿絵とともに
柔らかいレモン色の紙に印刷しました。袋を留めるステッカーも、オリジナルです。
ご予約ページ:https://tower.jp/item/6160304/all-ok
店舗
小財美香子さん撮影の写真を印刷。
裏面に直筆のサインを入れています。
※2種類のうち1枚をランダムでお渡しする形となります。
各店舗ごとのご予約用メールアドレス|お店の詳細
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・埼玉 カフェクウワ
taichimamura.1013@gmail.com|https://www.instagram.com/cafecouwa/
・静岡 本と音楽の店つぐみ
info@293bookmusic.com|https://293bookmusic.com/
・群馬 September Records
yoyaku@september-records.com | https://septemberrec.thebase.in/
・福井 cuune
cuune.fukui@gmail.com|https://www.instagram.com/cuune_fukui/
REVIEW
カモシタサラ(インナージャーニー)/ミュージシャン
耳元近くで、こっそりと大切な秘密を打ち明けてくれている感覚に近い。
柔らかく微笑んでくれていると思いきや、ときにドキッとさせられる言葉が散りばめられていて、私はM2「破る」の、"関係ないとは言わせない"、に思わずやられてしまいました。
去年の11月、ぎがちゃんのワンマンライブのゲストとして出演させていただいたのですが、その次の日に大山りょうさんと結婚するということを聞き、その日のことを思い出してはびっくりしています。このアルバムからもりょうさんとだからこそ鳴らせる音がたくさん聴こえてきて、嬉しい気持ち!
せわしない今、この音楽があってよかったな、小さい時から聴いていたような気もするし、ずっと先の未来にある気もする。名盤になること間違いなしだな、と思います。
ぎがちゃん、アルバムリリース本当におめでとう!
mmm/音楽家
ぎがさんの音楽を聴くのは初めてでしたがライブの様子を知らないまま、彼女のいろんな側面が凝縮された音源から入ることができて嬉しく思います。
危険を孕まない美しさや優しさの氾濫に、自戒も込めて、少々飽きを感じている私は再生ボタンを押すのに一抹の不安を感じたのですが、その偏見は杞憂でした。変な音楽でした、何度も聴きたいと思いました。
M5/満月の時は~M6/横に縦に、が特に面白かったです。ファーストアルバムリリースおめでとうございます!
曽我部恵一/ミュージシャン
シティポップが鳴り止んだ頃、深夜ラジオから流れてくる旅情。
てらおか なつみ/イラストレーター
2017年に はじめてぎがもえかさんのコンサートへ行きました。歌を聴いた時、静かなコンサート会場に綺麗な風が吹いて 、心の中にある悲しい気持ちや寂しい気持ちが吹き飛んで、優しい気持ちと強い気持ちだけが残った様に感じました。
岩出拓十郎/音楽家
ぎがさんの歌は圧倒的だった!
安定した説得力を持っていて、歌声はどこか旅情を感じさせた。久保田早紀のような歌謡曲的なメロディ、山口百恵のようなクールさ、大貫妙子的な神秘性もあって、次のJR東海のCMに推薦したくなる、普遍的なイマジネーションを換気してくれる、そんな歌だった。
バンドは歌に導かれるように、緊張感を持ちながら、丁寧に曲を形作っていった。私を含む会場全体が、ぎがバンドの音楽に魅了されていた。ぎがさんには後光がさしていた。
そんなぎがさんの1stアルバム。
永遠に続く日常の中で、どこか遠くへ行ってしまいたいと、ふと浮かぶような、脆く崩れそうな私たち自身の旅に、そっと寄り添ってくれるような気がする。
米山ミサ/音楽家
光を浴びて、土から芽を出して、雨を受けとめて、葉を開き、伸ばした枝につぼみをつけて、ぷっくり膨らんでそして、美しい花が凛として咲いた。
ずっと見ていたから、嬉しかった。
井手健介/音楽家
マイナーからメジャーへの転調が鮮やかな「横に縦に」やられました!久保田早紀的ファド歌謡だ。サビで急にドアが大きくひらいて、別の場所に連れていかれた。彼女がとても美しい曲を作れるシンガー・ソングライターであるのは間違いないが、どうやらそれだけではないような気がしてきた。裏に隠れた
ちょっと歪な何かがあるような。そうすると、『all ok』という前向きすぎるタイトルも、親指を突き立てている彼女の写真が四方を真っ黒い背景に囲まれているジャケットも、どこか謎めいてきた。いつかライブを拝見できたら、その謎が分かるだろうか。その時はどこに連れていかれるだろうか。
河西"YONCE"洋介(Hedigan's/Suchmos)
ごく個人的な祈りが、彼女に関わる人たちの祈りになる。
彼女の歌声や音楽に触れた人たちの祈りになる。
色んな利害が渦巻く世の中で真っ直ぐに歌うことは難しいけど、試み続けるだけの価値がある。
人の営みがある以上、彼女のような歌がこの世の中に存在しないといけないと思うし、自分もそうありたい。
励まされるような、背中を優しく押されるような、抱きしめられるような音楽をありがとうございます。
ぎがもえか
幼少よりクラシックピアノを弾いたのちに、ガットギター弾き語りを主なスタイルとし、
シンガーソングライターとしての活動を始める。
2019年にEP「メイクアップ」(自主制作)、2021年に配信シングル「敵わない」(LD&K)等の楽曲を発表する。
2023年より夫であり鍵盤奏者の大山りょうと、音楽レーベル「八百万」(YAOYOROZU)を始動。
その他、CM歌唱やコーラスワークにも積極的に取り組む。